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突き指

原因

突き指

突き指は素手でボールを扱うことが多い球技に起こりやすいです。
具体的には、野球、バレーボール、バスケットボールなどですが、場合によってはサッカーのゴールキーパーにもよく起こります。

これらのスポーツの共通点は、「ボールを指先で捉える機会が多いこと」、「倒れるなどして地面に指先をつける機会があること」等があります。特にヘッドスライディングで指先から滑り込む野球や、 回転レシーブなどで指先を地面につけるバレーボールが突き指を起こしやすいスポーツと言われています。

そして、これらのスポーツは指先の使い方が試合の結果に大きくかかわってくるため、突き指が選手生命を左右することも充分にありえます。

治療法

一般的に、受傷直後はRICEに則った処置を行い、症状がおちついてからリハビリテーションを開始します。治療には薬物を使うこともあり、器具を使う電気刺激や温熱療法などもあります。素人が「安静だけで済む」と思い込むのは妥当ではありません。痛みがなくなった場合でも再発しやすいので、最後まで十分に治療することが大事です。スポーツ再開までには、軽症でも数週間、重症では数か月間を要します。