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椎間板ヘルニア

原因

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの患部となる椎骨は背骨を形成している部品の一部であり、めったなことではヘルニアを発症しないようになっています。しかし、老化などで骨や筋肉が弱くなると椎骨と椎骨の間にある組織が上半身の重さで潰されて、中にある椎間板が背中側にはみ出してしまい椎間板ヘルニアが発生します。

スポーツ障害としての椎間板ヘルニアは、テニスやゴルフなどの強い腰の捻りを頻繁に行うスポーツで起こりやすいと言われています。

治療法

椎間板ヘルニアは、自然治癒する場合が多く保存療法で治療するケースが大半を占めています。しかし、症状が重い場合は外科手術などで治療する必要があるため一概にそうとは言えません。 しかし多くの場合周囲の筋肉、関節の牽引治療を行い状態を安定させれば自然治癒していきます。特に重要なのはウォーキングや水泳など軽い運動を行うこと。継続的な運動習慣は慢性症状を軽減させます。

予防と対策

ヘルニアの予防として日常的に注意すべきことは、姿勢です。立っているときも、座っているときも、正しい姿勢を取るべきです。というのも、座っているときの腰への負担は立っているときの約2倍、姿勢が悪い場合にはさらにそれ以上の負担が腰にはかかっています。正しい姿勢は腰への負担を下半身全体にバランスよく分散させるのです。